ジョイントシンポジウムのパネリストととして尾縣先生が登壇され,大学院生がポスター発表をしてきました。
MC2衛藤が優秀発表者として表彰されました。
シンポジウム 尾縣 貢先生
ポスター発表 DC2 山元康平
ポスター発表 DC1 廣瀬健一
ポスター発表 MC2 上田美鈴
ポスター発表 MC2 衛藤 昂
ポスター発表 MC2 関慶太郎
ポスター発表 MC2 前田 奎
ポスター発表 MC1 Hoang The Nguyen
ポスター発表 MC1 水島 淳
ポスター発表 MC2 衛藤 昂
ビールを試飲する人 MC1 早狩成美
陸上研からDC2山元,MC2梶谷が参加・発表してきました。以下に本人たちによる報告を掲載します。
200m走の極意
先日,第25回日本スプリント学会が環太平洋大学で開催されました。初日に,「200m走の極意」というテーマでワークショップが行われ,本年のアジア大会日本代表選手である藤光謙司選手・高平慎士選手がデモンストレーターとして招かれており,多くの参加者が集まりました.ワークショップの流れは以下のようになっています.
ワークショップの流れ
@ W-up, ストレッチ
A ドリル
B 200m走(スタート,コーナーの走り方)
<ドリル編>
ドリルは,藤光選手と高平選手が普段行っているものを紹介し,参加者達が実践するという形式で行われました.内容は,スキップ・ランジをし,ドリルの中で,藤光選手,高平選手ともに”感覚”を大事にしていました.自分の身体がどんな感覚で動いているのかなど,あくまで走りに繋げるための確認作業であるとし,両選手ともにあまり「必ずこれはやる」というドリルはないと言っています.
<200m走~スタブロ編~>
スターティングブロックを置く時に最初からカーブを走ることを意識せず,スタートから20mまでは直線を走れる位置にブロックを置きます.次にセットのポジションでは,基本的には自分の力が発揮しやすい形をつくることが大切であり,その目安として前足が90°,後足125°としています.また,両選手の特徴的なこととして,セットのときに後脚の踵とブロックとの間に空間をつくっており,一度踏むというような動作を入れていました.
基本となるブロックの置き方はありますが,その日の体調やコンディションによって置き方を変えるということも言っておられたので,ベースにとらわれず対応していく能力もトップ選手に求められる能力だと思います.
<200m走~コーナー編~>
200m走においては,コーナー出口でスピードを高めることが重要になるため,コーナーはそこに繋げるための走りをします.そのため,120mあたりまで加速していくイメージで走り,コーナー抜けでは,遠心力を解放しスピードに乗ります.また,藤光選手はコーナーにおいて右脚の内転筋でブロックし外側へ流れないようにしていること,高平選手は左肩と腰骨をやや前に出して走ること挙げており,コーナーとは言え,左右であまり動きを変えずになるべく直線を走るイメージを持っていると言っていました.
しかし,これらのことを実際に考えて走っているときは遅く,ナチュラルにそれが出来たときが一番速いということを指摘されていました.よって,狙った試合で”考えずに走る”ために,自分にとって良い動きをトレーニングもしくは試合で反復し,ナチュラルにそれができるようにしていく必要があります!
これらはあくまで藤光選手,高平選手の意識していることであり必ずしもこれが全てではありません.自分に合ったものを探していくことで陸上競技がより楽しくなっていくのではないでしょうか?
シンポジウム
学会2日目はシンポジウムと一般発表が行われました.シンポジウムは以下のような興味深い内容のものでした.また,陸上競技研究室からは山元(DC2)と梶谷(MC1)が一般発表を行いました.
シンポジウム@
テーマ:『2020年東京オリンピックに向けて~日本スプリントが世界と戦うには~』
このテーマでは,100mの日本記録保持者である伊東浩司先生とバイオメカニクス的に多くの有用な知見を提供してきた松尾先生に世界と戦うための戦略をお話していただきました.また,ゲストとして,現役で活躍されている桐生祥秀選手,飯塚翔太選手を交えトップ選手の考えを聞くことができました.
また,個人的には伊東先生の”トレーニングはシンプルに”という言葉がとても印象的でした.
シンポジウムA
テーマ:『ジュニア期からシニア期に向けての種目トランスファー』
2020年の東京オリンピックに向けて,日本陸上界の対策の1つである「競技・種目間トランスファー促進のためのタレントトランスファーマップ(TTM)」について山崎先生,森丘先生に紹介していただきました.また,種目間のトランスファーの事例として,長谷川先生と前村先生に,それぞれ安倍孝駿選手(100mH⇔400mH)と青木益未選手(100m⇔100mH)を取り上げ,どのような意図でトランスファーを行い,トレーニングをしているのかという実践的な報告をしていただきました.
一般発表
タイトル:陸上競技女子400m走競技者のパフォーマンス変化に伴うレースパターンの変化に関する事例的研究
山元康平・内藤景・関慶太郎・上田美鈴・木越清信・尾縣貢
タイトル:男子スプリンターにおけるトレーニング経過に伴う疾走動作の変動
梶谷亮輔・前村公彦・藤井宏明・山元康平・木越清信
今回の学会では,実践形式で行われたワークショップから,東京オリンピックに向けたスプリント界の対策や科学的なデータを基に多くの議論が成され,とても有意義なものとなりました.今後の日本スプリント界の発展,そして東京オリンピックに向けての足がかりとなったのではないでしょうか.
卒業論文の本実験を屋外にて行いました.
屋外にて卒業論文の実験を行いまいた.
陸上研からMC2衛藤が日本代表としてアジア大会に出場しました。以下に本人のコメントを掲載します。
男子 走高跳 衛藤昂(M2)2m15(11位)
選手村で他種目,多国籍の選手と生活する総合大会は初めてであり,大会として規模の大きさを感じました。
不甲斐ない記録で終わりましたが,ナイトゲームの照明と他国の選手と競り合う高揚感は,競技者として最高だったなと今になって思います。
今回の経験は,今後の競技人生に活かしていきます。
ご声援ありがとうございました。
筑波山で行われました「筑波山がまレース(TGR2014)」にて,UG4の谷浩二朗が優勝し,2連覇を果たしました。以下に本人のコメントを掲載します。
この度、第2回がまレースに出場してきまして、なんとか、二連覇という形でがまキングの座を防衛することができました。
この世にがまキングは一人でいいんです。
先日、家のパソコンが壊れて卒論が進められない状況になっていましたが、これを機にパソコンを購入して、卒論進めていこうと思います!
卒業論文の実験を屋外にて,フォースプラットフォームを用いて行いました.
尾縣先生による基調講演,国際武道大学の眞鍋先生、陸上競技研究室の大学院生全員の研究活動報告が行われました.
基調講演 尾縣 貢先生
研究活動報告 眞鍋芳明先生(国際武道大学)
研究活動報告 DC2 山元康平
研究活動報告 DC1 廣瀬健一
研究活動報告 MC2 上田美鈴
研究活動報告 MC2 衛藤 昂
研究活動報告 MC2 関慶太郎
研究活動報告 MC2 前田 奎
文献研究 MC1 梶谷亮輔
文献研究 MC1 黒阪 翔
文献研究 MC1 早狩成美
文献研究 MC1 Hoang The Nguyen
文献研究 MC1 保坂雄志郎
文献研究 MC1 水島 淳
やり投の研究目的撮影を行いました.
入賞した選手のコメントを掲載します.
女子100mH 8位 上田 美鈴(M2)
決して満足のいく結果ではありませんでしたが、最後のインカレで、なんとか決勝に残ることができてよかったです。6年間この舞台で戦わせていただけたことに感謝しています。応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
男子走高跳 2位 衛藤 昂(M1)
最後のインターハイと最後のインカレが「熊谷」と不思議な縁を感じています。そんな中で日本インカレを優勝でき嬉しく思います。
また2年という短い期間ではありましたが、「桐の葉」をつけて試合に出られたことを嬉しく思います。
男子ハンマー投 優勝 保坂 雄志郎(M1)
今回、学生選手権で優勝することが出来て嬉しく思います。
日頃からお世話になっている先生方をはじめ、天候が悪い中でも応援して下さった方々には心よりお礼申し上げます。
天候の影響で中断が相次ぐ難しい試合となりましたが、これも良い経験になりました。状況を考えると自己ベストが出せたことはこれからの自信につながると思います。
今後も日々精進していき、さらに記録を狙っていきたいと思います。
岩手大学で行われた第65回日本体育学会で,陸上競技研究室から5人が発表しました。
詳細は研究業績に記載しています。
修士論文の実験を行いました.
修士論文の実験を行いました.
体力学研究室の協力のもと実験をしました.
スポーツバイオメカニクス研究室の協力のもと,Viconを使って実験をしました.
男子 走高跳 優勝(初) 衛藤昂(M2) 2m23
3年連続2位であったため,今年は強い気持ちを持って挑みました。
試合中は雨で展開が読めないところがあったので,高さを下げて着実に1回で跳んでいく”安全策”をとりました。ジャンプオフになることまでは予想しておらず,また跳べば優勝という状況に緊張しましたが,(優勝を決定させた)2m23は良い跳躍ができました。
開催してくださった福島の方々,芝生席でご声援くださった方々,ありがとうございました。
男子 ハンマー投げ 3位 保坂雄志郎(M1) 65m82
この度、日本選手権において65m82cmの自己新記録で3位入賞を果たすことができました。目標としていた記録には届かなかったものの、悪条件の試合の中で最低限のことはできたと思っています。また、表彰台に立てたことはとても嬉しく、これからの自信につながります。
まだまだ現状に満足するわけにはいきませんが、この経験を励みにして更なる目標に向かって精進したいと思います。
これからも応援よろしくお願いします。
埼玉県の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場にて,第93回関東インカレの第1週目の競技が行われました.
今回も幅広い種目で研究目的の撮影を行いました.
また,競技者として出場した者も多数いました.競技結果については後日報告致します.
日本コーチング学会第25回学会大会が筑波大学で行われました.
陸上競技研究室からは,DC1の山元がポスター発表を行いました.
第6回体育学専攻修士論文コンクールが行われ,小野(M2)が出場しました.
陸上競技研究室からの出場は2年ぶりです.
新潟県の岩原スキー場にてロゴスが行われました.
スポーツバイオメカニクス研究室の協力のもと,Viconを使って実験をしました.
陸上競技研究室の卒業・修士論文発表会を開催しました.
卒業論文3名,修士論文4名が発表しました.
卒業論文 木村 圭
卒業論文 根本祥平
卒業論文 保坂雄志郎
修士論文 内山直彦
修士論文 近江秀明
修士論文 小野真弘
修士論文 煖エ亜弓
集合写真